エアコンの電気代は、風量も関係してます。
今回は、エアコンの設定で無駄をなくして電気代を節約する方法を紹介します。
- エアコンの風量で電気代が変わる
- エアコン+αで部屋を涼しくするワザ
- エアコンを使っても電気代が安くなる方法
エアコンの風量を上手く使って電気代を節約
エアコンの風量を上手く使えば、電気の無駄を減らして電気代を下げることができます。
どうしたらどれくらい下がるのか、詳しく説明していきます。
電気代が最も低いのは自動風量設定
電気代が最も少なく済む設定は、エアコンの自動運転設定です。
弱・中・強・自動など、いろいろある中で自動運転が効率的に部屋を設定した温度にしてくれます。
弱の方が節約できそうに思えますが、弱のままだとなかなか部屋が冷えないため長く運転することになります。
自動運転なら、部屋の温度を感知して適切な風量に調整してくれます。
消費電力を比べてみる
エアコンが最も電気を使うのは、温度を下げるとき・上げるときです。
⇛関連記事:電気代が高いのは除湿か冷房か!?エコに使う秘密も紹介!
例えば、消費電力の最小と最大を比べてみましょう。
日立製ルームエアコンの例です。
消費電力が170~1,245と出ています。
- 170W(最小)=1時間に4.59円
- 1,245W(最大)=1時間に33.61円
※1W=0.027円で計算
ずっと最大ということはほぼありませんが、もしも1日の半分を最大電力でエアコンを使ったら33.61円×12時間=403.38円になります。
1ヶ月使い続けると、エアコンだけで12,101円にもなります。
ずっと「強」に設定をしていると消費電力が大きくなり、電気代がどんどん増えることになります。
エアコンの自動調整機能を活用して、エコでおトクに涼しくしましょう。
エアコンの風向きは一番上に
冷たい空気は上から下に移動する性質を持っています。
そのため、エアコンの風向きを一番上にすることで、エアコンが冷やしてくれた空気を肌で感じることができます。
また、直接風に当たらないことで肌寒くなりにくいので、体調管理の面からも上向きにした方が良いでしょう。
エアコン+αで部屋を涼しくするワザ
エアコンだけで部屋を涼しくすると電気代が多くかかることが多いです。
他の道具やワザを使って、エアコンだけに頼らずに部屋を涼しくして電気代を節約しましょう。
エアコン+サーキュレータ・扇風機
エアコンから出る冷たい風を、サーキュレータや扇風機で循環させます。
もともと冷たい空気は足元に溜まりやすいため、カラダ全体が涼しく感じるのは難しいんです。
サーキュレータや扇風機があれば、下にたまった冷たい空気を部屋全体に循環してくれるため、体感温度が下がります。
コツは『クーラーのときはエアコンに向ける』ことです。
冷たい空気が部屋全体に届くようになります。
引用:日経XTECH
サーキュレータは1年中使えるので、1台あれば損しません!
エアコン+遮熱カーテン
遮熱カーテンを組み合わせると、外からの熱が室内にたまるのを防いでくれるので涼しくなりやすいです。
⇛引用記事:節約なのにガマンしない!テクニックいらずの電気代見直し
エアコンがパワーを使うのは、設定温度まで下げる(上げる)ときです。
そのため、遮熱カーテンを使って部屋を熱くしないことが大切です。
サンシェードを立てる
遮熱カーテンと同じように、外の熱を室内に入れない効果があります。
外からの目隠しにもなりますし、クギを使わず取り付けられるものや紫外線カットしてくれるものもあります。
エアコンを使っても電気代が安くなる方法
エアコンを使うときの+αについて紹介してきましたが、そもそも電気代を安くする方法があります。
これをすれば、1年で最高50,000円くらいは節約できるようになります。
その方法とは、電力自由化です。
100社以上の電力会社から、値段やセット、発電方法など、自分のライフスタイルに合った電気を自由に比べて選べるようになるのが電力自由化です。
引用:エネチェンジ
簡単に言えば、電気代の見直しを行って生活スタイルに合ったプランへ変更すれば電気代が安くなる、という仕組みです。
2016年から始まった電力自由化は、2020年7月の段階で全国的に広がっています。
引用:エネチェンジ
筆者も電力プランの見直しを行って電気代が下がりました!
どれくらい下がったかをまとめてありますので、↓の記事をご覧ください。
おわりに
エアコンの風量調整と、+αの涼感対策を紹介しました。
毎年猛暑になる日本、電気代を気にして熱中症になってしまっては大変です。
カラダを守るためにも、電気代の節約を考えてみましょう。
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